11回目
帰宅すると、ゴリラの姉と姪っ子が待っていた。数日前から出産に備え約1ヶ月家事の手伝いに来てくれてた。(その後姪っ子は保育士になりました)
心配そうな顔をして迎えてくれたがゴリラはとにかく疲れていたので寝たかったがやはり現場が気になりそのまま息子を預けて仕事に行った。
仕事の話で、
その年に5店舗経営と法人化を目指にしていた。
それまでは3店舗しかなくてその年は2店舗出店を予定をした。
その日はオープンしてまだ1ヶ月経たない店で、新入社員の面接中だった。
新店舗の店長は経験が浅く、心配になり現場に。
新店舗に着いたのは23時を回っていた。やはり現場が回ってなくて結局2時過ぎまで仕事をした。帰って姉と姪っ子に病院での経緯を話して終わったのが5時をまわっていた。
お風呂に入って寝ようとしても寝れない。ケイコからの連絡もない。結局寝ずに次の日の用意をした。次の日は個人事業主から法人成りの手続きをする為に税理士との打ち合わせだった。
これはキャンセルできない。いつも通り6時30分に長男が起きてきた。朝ごはんと保育園に行く用意は姉達がしてくれて保育園に。車の中で息子との会話がなかった。息子をみると窓の外をずっとみていたのを覚えている。
保育園について息子に、
ゴリラ「今日は迎えが遅くなるからね」
息子「わかった。ママに会える?」
ゴリラ「会いたい?」
息子「会いたい」
ゴリラ「できるだけお仕事早く終わらすからママに会いに行こう!」
息子「やったー!」
そう約束して税理士との打ち合わせに向かった
つづく